ダンジョンズ&ドラゴンズ 日本語版 サプリメント「次元界の書」
ジェフ グラブホビージャパン
そういう意味で、この本が翻訳されたことは予想外の喜びだと言っていいだろう。
直接異界にわたらなくても、外世界からの侵入者の設定を取り入れることによって、
シナリオや世界観、そして魔法での攻防にも深みが出るだろう。
D&Dを遊ぶなら必携である。
ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント 不浄なる暗黒の書 (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント)
モンテ クックホビージャパン
PC達が「主人公」として輝くために、敵役である「ヒール」は、邪悪であればあるほど、その対比が生きてきます。
プレイヤー達が乗り越えるべき存在が、邪悪で強大であるほど、PCの活躍が輝く訳です。
そういう意味で、「挑戦の書」に相通ずるものがありますね。
一方で、悪そのものも魅力にあふれています。
主役を食ってしまうほど人気がある悪役もいますしね。
ともかく本書では、悪の性質や、悪に属する選択ルール(呪いや生け贄、憑依など)、悪人が使用するアイテム(拷問具、罠、毒、麻薬など)、猛悪特技、悪の上級クラス、魔法、デーモン・ロード、悪のモンスター(デーモン、デヴィル、新たなアンデッドなど)といった邪悪に関するデータで満載。
巻末の付録には「悪のPC」として、アンチヒーローの導入の指針まで載せられてます。
背表紙の言葉「すべてのページが、口にするのをはばかる知識にまみれている」
まさにシナリオに闇の色彩を盛り込む一書です。
ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント フェイルーンの魔法 (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント)
ショーン・K. レイノルズホビージャパン
本書は、そのフォーゴトンレルムの一角、フェイルーンに満ちる魔法についての解説書である。フェイルーンにおける魔法の概略や魔法神についての記述(第1章)に始まり、設定した条件で発動する魔法を込めておける宝石魔法や呪文を蓄えておきそこから必要な時に”ダウンロード”できる呪文プールを始めとした選択ルール(第2章)、そして11種類の上級クラス(第3章)──呪文修正特技を使いこなしエーテルを見分け、撃つインカンタトリクス、呪文プールを使いこなすギルド・ウィザード・オヴ・ウォーターディープ、そして魔法欠如地帯でも作動する魔法的な効果を持つアイテムを作成可能なノーム・アーティファイサーなど(いくつかのクラスはHJの公式サイトで確認できる)──、アイテムが売買され、魔術師が集う魔法使い市などの力ある場所(第4章)、弓を利用した次の攻撃が必ず命中してクリティカル可能域に入るレンジャーの救世主ハンターズ・マーシーなどの200種類に及ぶ呪文(第5章)、そして金やプラチナを用いた武器や防具のルールから200種類近くの魔法のアイテム(第6章)、魔法的なクリーチャーを収めた第7章という構成となっている。
基本的にはD&Dの第3版に対応したサプリメントであるが、クリーチャーデータは3.5版に対応している他、『Player's Guide to Faerun』で上書きされるデータ以外の部分はそのまま利用できるため、D&D3.5版のユーザーも安心して購入できる。
魔法の世界であるフェイルーンを堪能するために、そして貴方のキャラクターにさらなる魔法の力を与えるために、本書は購入して損のない一冊である。
ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント フェイルーンのモンスター (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント)
ジェームズ ワイアットホビージャパン
新たなドラゴン数体、ビホルダーの亜種数種に、クローカーの上位であるクローカ-ロードや、フェイルーンの歴史に影響を及ぼしたらしいシャーン、フェアリムなどを始めとした魅惑的モンスターが各種取り揃えられています。
また、カースト、レヴナントといったテンプレートも数種用意されています。
勿論イラストはカラーで、各種モンスターの設定などと共に読んでいるだけでも楽しめるでしょう。
ところで本書のタイトルからは「フォーゴトンレルム専用」との印象を受けるかもしれませんが、実際にはそのほとんどはグレイホークなどでも特に問題なく投入できます。
その一方でモンスターそれぞれに「レルムでは」という項目を設けてレルムにおける立場、状況等の設定を説明してあります。これによりフォーゴトンレルムの世界をより詳しく知ることもでき、レルムで使えば面白さも倍増でしょう。
本来本書は3eの為の本ですが、日本語版では特別に3.5eに使う為の修正が巻末に収録されており、3.5eのユーザーの方でも安心して使用できるでしょう。
(またあわせて「フォーゴトンレルムワールドガイド」のモンスター用の修正もあります)
新たなモンスターを求めるDMの方、こっそりDMの先回りして対策を立てたいPLの方の他、フォーゴトンレルムの世界をさらに知りたい方などにも本書は価値ある一冊でしょう。
ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント フォーゴトン・レルムワールドガイド
エド グリーンウッドホビージャパン
小説「アイスウィンド・サーガ」「ダークエルフ物語」「クレリック・サーガ」の背景世界でもあるこのものすごく詳細な世界設定資料が、今では日本語で読める、というのは、今さらながら、ものすごい大事件だと思います。
一昔前の「ダンジョンズ&ドラゴンズ」冬の時代を体験しているファンにとっては、まさに「夢のような」出来事ではないでしょうか。ホビージャパン社の英断には感謝しきりです。
感謝のあまり、思わず3冊も買ってしまった私ですが、1冊目はすでに読みすぎて(参照しすぎて)、本の綴じの部分がやや弱くなってきたので、正解だったかもしれません。
なお、本書はダンジョンズ&ドラゴンズ3.0対応ですので、最新の3.5対応にコンバートするには、「フェイルーン・プレイヤーズ・ガイド」が必要なことは付言しておきます。
フォーゴトン・レルム小説ファンの方々もぜひ一読してみてください。小説を2倍ぐらい楽しめること請け合いです!
この本も数年後にはオークションなどでものすごいプレミア価格がつきそうですね。。。ダンジョンズ&ドラゴンズものは、サプリも小説も、みなそうですが。。。
ダンジョンズ&ドラゴンズものは、amazonで見かけたら即買い、が正解だと若いファンの方にはおすすめしておきます。
ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ(8)「迷える魂を食らうもの」 (ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ)
ブルース R. コーデルホビージャパン
付録には、新しい呪文・アイテム・クリーチャーが紹介されており、さらには『プレイヤーズ・ハンドブック』でおなじみの4人が作成済み18レベル・キャラクターとして紹介されている。
ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント「モンスター・マニュアル II 」 (ダンジョンズ&ドラゴンズ)
エド・ボニーホビージャパン
MM同様多くのフルカラーイラストと共に総勢200体ほどのモンスターと10種類近くのテンプレートが載っています。
出てくるモンスターはレビヤタンやポイニクスといった神話的存在からウィスト、トゥウィグ・ブライトといったシナリオに出てきたものなどがいますが、
全体的に他のゲームなどでは目にする事の無い真新しいモンスターが多いです。
データ的にみるとMMに比べてモンスターの脅威度が高めの傾向があり、脅威度が20以上のモンスターも(ドラゴンのほかに)10体ほどいます。
そのような点からはじめて間もない方(プレイグループ)には特に必要では無いでしょうが、MMのモンスターに慣れてしまった人々に対しては新鮮な脅威を与える事ができるでしょう。
またテンプレートでは新たなキメラ(ドラゴン頭の色が違ったり、ライオンの頭がアウルベアやグリフィンなどの頭になってる)や、ケンタウロスのような半人半獣の生物が作れたりします。
なお超能力関係のサプリが翻訳されていないせいか一部英語のままの部分もありますが、利用するに当たって余り大きな支障とはならないと思います。
ちなみに本書は3eのサプリメントですが、v3.5に対応させるためのバッチなども存在しているので翻訳される事を期待しましょう。
ダンジョンズ&ドラゴンズ 冒険シナリオ 「邪悪寺院、再び」 (ダンジョンズ&ドラゴンズ冒険シナリオシリーズ)
モンテ クックホビージャパン
付属するフルカラーの地図や豊富なデータもその一部であるが、まず挙げられるのは、緻密な設定である。冒険の拠点となるホムレットの街に関しては、地図、概略と歴史、個別の場所に関しての記述、NPC、そして事件をどのように受け止め、どうかかわっているかが記述されている。これらは生きている世界を描くために有用な設定である。敵の組織に関しても同様に、それまでの歴史、様々な構成員の思惑、対立、食い違う意図などが設定され、抽象的で一枚板の”敵”ではなく、それぞれが異なる思惑を持つ集団、あるいは組織を表現している。
次に、それらの設定を活かすための具体的な事件、遭遇などの豊富で具体的なギミックが挙げられる。200ページ以上に渡る本書には、ダンジョンマスターズガイドが示すところの「動的なダンジョン」すなわち、PCの行動によって相手の対応が変化するという生きているダンジョンやシナリオのための仕掛けや遭遇が詰まっている。多岐にわたる遭遇の状況や仕掛け、相手の戦術や置かれた状況の変化は、この上もなく魅力的な冒険を生み出してくれるだろう。
本書は、一つの長くエキサイティングなキャンペーンとして楽しめるだけでなく、自分達でシナリオやキャンペーンを考える際の最上の参考書である。是非本書を活用してD&Dの魅力の真髄を体験して欲しい。
ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント 「武器・装備ガイド」 (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント)
エリック ケイグルホビージャパン
しかし、それだけでは終わりません。
特に「第4章:雇い人とクリーチャー」が注目です。
この章では、案内人や占い師、運搬夫、鍛冶屋といった〈製作〉〈職能〉系の「雇い人」や、傭兵などの腕力系、呪文の使い手などを雇う際の賃金・呪文価格の相場や、それぞれの技能などが一覧として示されています。
さらに、「相棒、ペット、乗騎」の項も興味深いですね。
やっぱり夢はドラゴンに騎乗することでしょうか。
それにしても……ラスト・モンスターやゼラチナス・キューブは、あんまり乗騎にしたくないっていうのは偏見でしょうか?